“Mission with Spirit” 聖書を土台に、福音を宣べ伝え人に尽くす。

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専門学校三育学院カレッジ ホーム > 三育学院カレッジの概要

ミッションステートメント

 本校は、プロテスタント・キリスト教の精神、とりわけその潮流のもとにあるセブンスデー・アドベンチスト教団の理念と実践に基づく教育共同体である。そのめざすところは、聖書に示されている本来的人間すなわち霊性(spiritus)、知性(mens)、身体(corpus)の統合体としての人間の全体的な回復である。神をすべての価値の源として真理を探究し、自己と他者の尊厳を重んじ、より良い社会の形成をめざして、それに貢献し得る人物を育成することである。

教育目標

1)深い聖書理解に基づいて思考し行動する伝道者の育成
2)SDA信仰とその使命に生きるリーダーシップとビジョンに富んだ伝道者の育成
3)伝道・牧会そして教育における実践能力の優れた伝道者の育成
4)教会員と社会そして児童・生徒に対するコミュニケーション能力の高い伝道者の育成
5)グローバルコミュニティーであるSDA教会、教育機関における伝道者として英語でコミュニケーションできる人材の育成

■アドミッションポリシー(求めている学生像)

本学科は、セブンスデー・アドベンチスト教団の神学教育機関として、同教団の牧師、伝道師、教師を養成するだけでなく、聖書の知識とアドベンチスト信仰を身につけ、教会の使命を担い、社会に貢献する信徒を育成することを目的としています。この目的のために以下の資質を備えている学生を求めます。

  • 1.聖書を学び、アドベンチスト信仰を深めることを求める人
  • 2.アドベンチストの使命である福音宣教を志す人
  • 3.聖書と向き合い自らを省み、謙虚に学ぶ姿勢を持つ人
  • 4.神と隣人に仕える奉仕の姿勢を持つ人
  • 5.将来の働きに備えるために、聖書のみならず幅広い教養を身につける意欲を持つ人
  • 6.アドベンチストのライフスタイルを受け入れ実践する心構えのある人

教団総理メッセージ

 近代という時代は故郷を離れて他所に移っていく人間が増えた時代という言い方ができます。現代は生まれた場所でずっととどまり死んでいくという人生を送る人は多くありません。定住の時代から移住の時代に変わっているのです。そのような時代のはじまりはピリグリムファーザーズ、メイフラワー号で新大陸に移住したアメリカ建国の父たちにあるとの見解があります。私もこれに同意します。彼らは経済的な理由からではなく、自らの意思で宗教的な理想に燃えて新国家建設の幻をいだいて困難を乗り越え移住するのです。彼らは旧約聖書にでてくるアブラハムの物語を愛読しました。ただ神様のよびかけだけを信じてその招きに答え、行き先をしらずにただ信仰だけで旅立っていったアブラハムの生き方は彼らのモデルになりました。新約聖書ヘブル人への手紙11章8節9節にこう書いてあります。

 「信仰によって、アブラハムは、受け継ぐべき地に出て行けとの召しをこうむった時、それに従い、行く先を知らないで出て行った。 信仰によって、他国にいるようにして約束の地に宿り、同じ約束を継ぐイサク、ヤコブと共に、幕屋に住んだ。」

 幕屋、テントです。遠い未来に実現する神の約束を信じて寄留者として生きぬいたのです。いま私たちはその神の約束の実現する日は近いと信じます。あなたもぜひ聖書を深く学び神様の約束をしっかり自分のものとしませんか。あなたの人生が流浪の旅でなく神に導かれる幸せな旅路になり、故郷の喪失をも恐ることがありませんように。

画像:稲田 豊

セブンスデー・アドベンチスト教団
総理

稲田 豊

学校長メッセージ

 「行って、『天の国は近づいた』と宣べ伝えなさい」

マタイによる福音書第10章7節(新共同訳聖書)

 アドベンチスト教会は聖書の重要な教えである、キリストの再臨を待望する教会として、三天使の使命が全世界に宣べ伝えられることを目的として活動をしています。三育カレッジでは、この使命を受け、卒業後、教会の働きを担うべく牧師・教師・医療伝道をはじめとする、様々な活動に従事したいと志す学生が、聖書の学びを中心とした専門知識を習得し、教会のリーダーとなるための教育を目指しています。

 激変する社会と対峙しつつ、世の中で助けを求めている人々にキリストの救いを伝道する、使命感を持った学生を求めています。神学は、キリストの救いを日々実感し、賛美する祝福に満ちた学びです。このようなすばらしい学びは他にはありません。毎日聖書を学び、福音に接しその広さ、深さを追求できるのです。

 そして、神様の召しに応え、福音を日本中のすみずみまで伝えるべく、教会の機関にて働く事を希望する学生を、私達は心より歓迎致します。

画像:杉 正純

三育学院カレッジ
校長

杉 正純

沿 革

1896(明治29)年
セブンスデー・アドベンチストの宣教活動開始。ウイリアム・C・グレンジャー宣教師来日。2年後、東京麻布に「芝和英聖書学校」開校。
1914(大正 3) 年
「日本伝道学校」設立。(東京都豊多摩郡杉並村字天沼171)
1919(大正 8) 年
東京荻窪に「天沼学院」開校。小学、中学、高等部を併設。
1926(大正15)年
千葉県袖ヶ浦市に男子部移転、名称を「日本三育学院」とする。天沼学院は「日本三育女学院」と改称。
1943(昭和18)年
キリスト教信仰のゆえに治安維持法違反の容疑で、特高警察により院長以下主要教員が検挙・連行。女学院ともに閉鎖。
1947(昭和22)年
日本三育学院再開、翌年、「財団法人日本三育学院」に改組し、「日本三育学院神学校」と称する。中学校・高等学校併設、1950(昭和25)年に小学校併設。東京衛生病院看護婦学校再開。
1951(昭和26)年
日本三育学院神学校は「学校法人三育学院」に変更。
1953(昭和28)年
「日本三育カレッジ」と改称。神学科、伝道科、教育学科、セクレタリー科を設置。
1971(昭和46)年
「三育学院短期大学」を開設し、英語学科の設置。
1974(昭和49)年
「東京衛生病院看護学院」をカレッジに移管し、「三育学院カレッジ看護学科」と名称変更。
1976(昭和51)年
専修学校発足に伴い、カレッジを「専門学校三育学院カレッジ」と改称。キリスト教学科(のち神学科に改称)、教育学科(のちキリスト教教育学科に改称)、医療専門課程看護学科の三科を設置。
1977(昭和52)年
中学校・高等学校は広島に移転、「広島三育学院」となる。
1978(昭和53)年
専門学校・短期大学は千葉県袖ヶ浦市より夷隅郡大多喜町久我原に移転。小学校は千葉県市原市に移転、「光風台三育小学校」となる。
1987(昭和62)年
カレッジをキリスト教学科とキリスト教教育学科に改編、看護学科は短期大学看護学科に改組転換。
2001(平成11)年
大河平記念校舎竣工。
2008(平成20)年
三育学院大学開学、看護学部看護学科を設置。
2015(平成26)年
カレッジを改組 キリスト教教育学科を神学科に併合。

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