受験希望の皆様へ

卒業後の進路

世界に広がる三育教育ネットワーク

私たちは、三育での学びを出来る限り継続していただくことをお勧めしています。
三育学院中学校を卒業した生徒の約九割の生徒が、同系列の全寮制高校である広島三育学院高等学校に進学しています。
広島三育学院高等学校には三育学院中学校だけでなく広島三育学院中学校と沖縄三育中学校の卒業生も加わり、同じ教育理念のもとで充実した学びの場を提供しています。
広島三育学院高等学校卒業後は、ほとんどの生徒が進学しています。また、三育学院は世界で最も大きな教育組織の一つであるアドベンチスト教育グループの認証を得ており、世界の119校の系列大学へ正規留学していく生徒が毎年いることも大きな特徴です。
国内では、キリスト教学校教育同盟加盟校であることなどから多くの大学からの推薦入学枠を頂いていますので、卒業生たちは、進学先の国内外に関わらず、本学の「神に仕え人に奉仕する人物の育成」という建学の精神に沿った文字通り「世界に貢献できる人物としての成長」を遂げてくれています。

広島三育学院高等学校卒業生の主な進路先

  • 三育学院大学
  • 国際基督教大学(ICU)
  • 千葉大学
  • 筑波大学
  • 慶應義塾大学
  • 青山学院大学
  • 明治大学
  • 法政大学
  • 東海大学
  • 広島大学
  • 立命館大学
  • 関西学院大学
  • 桜美林大学
  • 琉球大学
  • 東京女子大学
  • 東京農工大学
  • 東京農業大学
  • フェリス女学院大学
  • 神戸学院大学
  • 広島女学院大学
  • 日本大学
  • 昭和大学 等
アメリカ
Southern Adventist University、Loma Linda University、La Sierra University、Andrews University、Pacific Union College
イギリス
Newbold College of Higher Education等の大学へ直接留学。
香港・タイ
Hong Kong Adventist College(香港)、Asia-Pacific international University(タイ)等のアジアの大学を経由してアメリカ等の大学へ留学等多数あり。

卒業生コメント

大滝 潤子さん

大滝 潤子さん(Junko Otaki)
1992年 北浦三育中学校卒

元国境なき医師団チームリーダー 私の洗濯物のたたみ方は三育時代に学んだものです。入寮直後の中学1年生のときに3年生に教わった方法が体に染みついているのです。洗濯物は小さな例かもしれませんが、寮生活から得た影響はとても大きいと実感しています。部屋割りが定期的に変更され、一緒に過ごす顔ぶれも変わったので、社会性を養うには理想的な環境でした。
広島三育学院高校時代、ベトナムで麻薬中毒患者のための施設建設に携わるボランティアを経験しました。そのとき、「三育学院の教育理念に記されている『人に奉仕する人物』になりたい」という思いが強まり、三育学院大学で看護師の資格を取得したあと、語学留学を経て「国境なき医師団」の一員として数カ国で医療支援活動に携わりました。シエラレオネではエボラ出血熱に感染する危険もありましたが、それでも「誰かが手を差し伸べなければ」「私自身がその誰かでありたい」という気持ちが上回りました。
私は今、ロンドンの大学院で公衆衛生学を学んでいます。予防医学も活用して世界に貢献したい。その思いの軸には、三育時代に根をはった「人に奉仕する」という精神があります。

西野 悠基さん

西野 悠基さん(Yuki Nishino)
2005年 北浦三育中学校卒

ロマリンダ大学病院研修医 「受けるよりは与える方が幸いである」「だから、何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ」。キリスト教の精神を大切にする三育での生活には常に聖書の教えがあります。自然に人のために行動する姿勢が身につき、中学と高校の寮生活で自習時間などに同級生や野球部の先輩後輩で勉強を教え合ったのは懐かしい思い出です。寮生活は規則的な一方、タイムマネジメント次第で自分の時間を用意できます。同級生の多くは早朝や放課後に自ら受験勉強に取り組み、志望大学に進学しました。私自身、小学生から授業で親しんだ英語の力は、広島三育学院高校時代にさらに伸びました。英語で他教科も学ぶ「国際英語コース」やニュージーランドへの5ヶ月の短期留学を通じ、英語力だけでなく、コミュニケーション能力や論理的思考力なども磨かれたと感じています。高校卒業後はアメリカのパシフィック・ユニオン・カレッジで4年間学んだあと、ロマリンダ大学医学部を卒業しました。傷や痛みを治すだけではなく、患者さんの人生そのものに寄り添える医師をめざし、今は研修医として学びの多い日々を送っています。


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