学校案内


特色


広島三育学院について

広島三育学院は、キリスト教主義に基づく全寮制男女共学の学校で、Mental、Spiritual、Physicalのバランスある全人的な三育教育の実践を目指している学校です。



三育の中高6年一貫教育体制

三育では、千葉、広島、沖縄の3カ所に所在する中学校と広島三育学院高等学校による6年一貫教育を行っています。
これにより、各自が責任ある役割を担うなどの中学単独の利点と、学習における合理性などの一貫教育の利点の両方の特長を併せ持つ教育を実現することが可能となっています。少しずつ個性に色のある3つの中学が高校で混じり合い、1校単独では醸し出せない深みが高校の学びと生活の場に生まれています。

広島三育学院は帰国子女の方々の入学を受け入れております。
詳しくは本校教務課までご連絡ください。

三育の中高6年一貫教育体制
三育教育ポータルサイト


三育教育の3つの柱

01. Mental
三育教育の3つの柱 Mental

『与えられた知性を最大限に開発し、自ら思考し行動する能力を育成する。』

本校は特定の教科や大学受験科目に偏らない、バランスある教育をめざしています。そして自分で考えることを通して、深い洞察力を身につけることを目標としています。高校1年までは全教科必修を基本とし、高校2年からは多くの選択科目を設け、自分の進路に応じた時間割が編成できるように配慮されています。

  • 実践的英語教育
    実践的英語教育

    専任ネイティブ教員はもちろん、留学経験を持った教員や語学教育の専門技能を有した優秀な人材による、コミュニケーションべースでの英語力を第一の目的とした指導を行っています。また、高等学校では、卒業後、海外への系列大学への直接留学を目標とした「国際英語コース」を開設しており、高校2年時にはコース全員が4ヶ月間の長期留学を行うようしています。

  • 寮生活
    寮生活

    毎日夜7時から9時までの2時間を共通の自習時間と定め、全員が予習復習に取り組みます。また、強化学習とともに、日常の中で生じる様々な問題について全員で考え、意見を述べ合うという、寮ならではの機会も多く、ディベート能力が自然に培われています。

    寮について
  • 少人数体制
    少人数体制

    学校全体での教師対生徒の比率は8:1。1クラスも僅か25名~30名という少人数の指導体制では、学習における個々の弱点を見逃す事はありませんし、理解に即した指導を行うことができます。

02. Spiritual
三育教育の3つの柱 Spiritual

『ピュアな感度を呼び覚まし、愛する心を育て、健やかな自立を促す。』

キリスト教を柱とした本校の全寮制教育は、最も大切な人格育成の上で、特に大きな成果を上げています。
その成果は、単なる自立だけに留まらず、それぞれの中に深く高貴な品性を築き上げています。

他者を愛する心は、誰もが本来的に有しているものです。
それが時に見えなくなるのは、それを素直に受けとめ、それを喜び、それを評価してくれる環境が見出せなくなったからに他なりません。
三育では、聖書を中心としたキリスト教教育により、その原点を呼び覚まし、24時間を通しての教師との触れ合い、友との触れ合いの中で、愛する心を根付かせています。

ここでは、どんなに高貴に見える表面的行為よりも、その心が問われ、その真実が価値を持っています。
それは、時に安直な行動より深い洞察を要求し、表面的な正しさを超えた深い思考による判断を求めています。

キリスト教が教育の基盤となっていることはもとより、教師のほとんどは寮内またはキャンパス内に住み、ほとんどの時間帯を生徒たちと共有しています。規律を重んじはしますが、決して杓子定規に規則を適用するわけではありません。信じられないかもしれませんが、本校で規律が守られ、体制が維持されているのは、教師と生徒、生徒と生徒相互の思いやりと信頼にあるのです。それらは、規則を遥かに凌駕してここに存在しています。

  • 礼拝・聖書
    礼拝・聖書

    本校では、毎朝毎夕、各寮ごとに礼拝が行われます。授業では週3時間の聖書の時間が組み込まれており、その学びを通して正しい生き方や価値観を身に着けていきます。

  • 音楽活動
    音楽活動

    1年を通しての近県教会での音楽奉仕や、全国各地でのクリスマスコンサート等、活動発表の機会が多く設けられています。ピアノやヴァイオリン、声楽などの個人レッスンはキャンパス内で受けることができます。

  • 奉仕・労作活動
    奉仕・労作活動

    寮役員やクラス役員としての働きも、労作活動として組み込まれている清掃や管理・修繕・農業などの労作も、広い意味での奉仕活動と捉えることができるでしょう。また、直接的な奉仕活動として、近隣の施設を訪問するなど多様な奉仕活動に参加しており、他者の笑顔を引き出す喜びの体験を重ねていきます。

03. Physical
三育教育の3つの柱 Physical

『与えられた生命を享受し、正しい生活習慣を養い、健康な身体を育成する。』

食生活や生活リズムの乱れが、心身の健康を蝕む大きな原因として提議されています。自由な飽食の時代だからこそなお一層、敢えて抑制された環境に身を置き、正しい生活習慣と食習慣を身につけていく必要があると考えます。これら生活習慣や食習慣とともに大切にしているのが心の健康です。 今や教育現場にまで波及した矛盾の蔓延は、成長期の子供達に特に大きな悪影響を及ぼしていると私たちは考えています。

教師を含めた大人たちが見せる建前と実際とのギャップ。10代前半の感受性はそれを鋭く見抜き、登校拒否や家庭内暴力といった拒否的行動、あるいは刹那的な生き方へと自らを貶めていくのです。

三育では、常に矛盾のない原則が貫かれています。その原則は、決して揺るぐことなく教師の行動にも表裏はありません。それでも、時に教師も間違いを犯し矛盾を曝け出す時があります。その時、私たちは教師としての立場を降りて、素直に謝ることを自らに課しています。教える人間は、同時に素直に教えられる人間でなければならないと、私たちは考えているからです。

  • 卵乳菜食
    卵乳菜食

    母体であるセブンスデー・アドベンチスト教会の提唱する穀菜食に卵と牛乳等の乳製品を加えた卵乳菜食を取り入れ、生徒たちの健やかな成長を実現しています。もちろん、毎日規則正しい3食の食事時間を守り、正しい食習慣が身につくよう指導しています。

  • 生活と運動
    生活と運動

    健康な体を作り上げるために本校では、得意、不得意の別なく運動を楽しむ習慣を養えるよう、クラブ活動で運動系と文化系両方を義務付けています。この他、四季の行事としてスポーツデイやソフトボール大会、マラソン大会等、原則全員参加の運動機会を多数設けております。もちろん生活は毎日規則正しく、6時起床、21時半消灯です。
    (高校生は22時消灯。)

  • 医療体制
    医療体制

    看護師資格を有するスタッフが生徒個々の健康状態を常に把握し、舎監等と連携しながら疾病や怪我に対する適切な対応を行っています。風邪などの軽微な症状に対しては、できるだけ薬を使わず、身体の抵抗力を高めて自然治癒を促す対策を取っています。


ページトップへ